【映像】手を使って決定機阻止した瞬間
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【明治安田J1リーグ】浦和レッズ 2ー0 東京ヴェルディ(5月3日/埼玉スタジアム2002)                              

【映像】手を使って決定機阻止した瞬間

 東京ヴェルディのDF谷口栄斗が背後に抜け出した相手FWを、手を使って倒してしまった。ゴールから離れた位置だったが、決定機阻止に該当するプレーとして一発退場を宣告された。

 東京Vの2点ビハインドで迎えた73分、浦和が最終ラインからテンポよくパスを繋ぎ、右サイドにポジションを取ったMF松本泰志が前向きでボールを受けると、浦和の前線が鋭く動き出す。MF関根貴大が下がる動きを入れると同時に、FW髙橋利樹が背後への抜け出しを繰り出し、松本からのパスを引き出した。

 東京Vはその動きに惑わされる形で髙橋に裏抜けを許し、後半開始時に3バックの左から中央に移っていた谷口が遅れながらも追走する。だが、後手を踏んでしまい、自分の身体の前に入られた。すると、谷口は右手を髙橋の肩にかけて倒してしまったのだ。

 主審はすぐにファウルを示す笛を吹いたのだが、それだけではなく、レッドカードを掲示した。谷口が髙橋を倒した場所はゴールから約30m地点と、そこまで近くはなかった。しかし、攻撃側のプレーがゴール方向に向かっていること、ファウルがなければ攻撃側がボールをコントロールできる可能性があったということで、DOGSO(Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity)と呼ばれる決定的な得点機会の阻止に該当するとして一発退場を命じられた。VARでも確認されたが、判定は覆らず。背番号3は残念そうにピッチをあとにした。

 実況・桑原学氏は「DOGSOで退場。(浦和は)見事なラインブレイクでした」と伝え、解説・南雄太氏は「完全に髙橋の身体が前に入っていたので、ここはもう触れてしまうとファウルですよね」とコメントしている。

 このプレーにファンはSNSで「谷口しゃーないな」「裏取られた時点で決まってた」「ここで谷口退場なのは痛すぎる…」「谷口だけのせいじゃないけどゲームプランは前半から崩壊してる」「谷口、決定機阻止だから言い訳できねぇ…」と落胆している。

 谷口は小学生から高校生まで東京Vの下部組織で過ごし、国士舘大学を経由して2022シーズンからトップチームでプレーしている生え抜きのDF。今季はリーグ戦の全試合に出場しており、守備の要としての地位を築いていたが、次節は出場停止となるため連続出場記録が途絶えることになった。

 チームは、3試合連続無失点と堅守を誇っていたが、今節は前半に2失点を喫して0ー2で敗戦した。
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