【ブンデスリーガ】フライブルク 2-2 レヴァークーゼン(日本時間5月5日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
日本代表MFが違いを生み出すプレーでゴールをお膳立てした。フライブルクの堂安律が、得意とする位置から鮮やかなループクロスでゴールをプレアシスト。結果的にオウンゴールになったものの、その技術にはファンも熱狂している。
フライブルクは日本時間5月5日、ブンデスリーガ第32節で強豪レヴァークーゼンと対戦。右ウイングで先発した堂安は1-0で迎えた48分、追加点を演出した。
フライブルクは自陣左サイドから縦に大きく展開。ボールを受けたDFヨルディ・マケンゴがしぶとくキープして中にパスを送ると、中央のMFヨハン・マンザンビはさらに右へとパス。ボックス手前の右外、いわば“堂安ゾーン”でボールを受けたのが日本代表レフティーだった。
堂安はカットインからの左足シュートや縦の突破などのレパートリーもある中、ファーへ向かうふわりとした浮き球のパスを選択。まるで時が止まったようなゆっくりとしたパスは、中央に走り込んでフリーとなったマンザンビの元へピンポイントで届けられた。
マンザンビがヘディングでボールに触れると、折り返しにはFWジュニオール・アダムが反応してゴールネットを揺らした。結果的に相手DFに当たってオウンゴールとなったものの、堂安を起点にホームチームがリードを広げてみせた。
このプレーにはABEMAで試合を見守ったファンたちもリアクション。「神だ」「最高!」「起点堂安」「堂安さすが」「また堂安絡んだ」「堂安!アシストのアシスト」「これは実質堂安」「これはほんとに実質」「プレアシスト」「ほぼアシスト」「堂安の左足はワールドクラス」「堂安のあのクロス好き」「ふんわりしてる」「堂安上手すぎ」など日本代表MFを大絶賛していた。
堂安は今季ブンデスリーガでここまで9ゴール・7アシストを記録。この場面はアシストでもなくプレアシストとなったものの、さすがの得点関与でチームの中軸であることを証明している。
81分に堂安がベンチに下がるとフライブルクは昨季王者レヴァークーゼンの猛追に遭い、82分と90+3分に失点して試合はまさかのドロー決着。とはいえ、チームは上位相手に貴重な勝点1を挙げて4位の座をキープ。残り2試合でクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す。
(ABEMA/ブンデスリーガ)