【ブンデスリーガ】マインツ 1－1 フランクフルト（日本時間5月5日／メーヴァ・アレーナ）
【映像】マインツMFが“ゴミ直撃”で激怒→蹴り上げの一部始終
サポーターの非常識な振る舞いが試合に水を差した。MF佐野海舟が出場したマインツ対フランクフルトの一戦で、スタンドからピッチにゴミが投げ入れられる妨害行為が発生。これにより試合が遅延する事態となり、中継を見ていた日本のサッカーファンも唖然としている。
マインツはブンデスリーガ第32節でフランクフルトと対戦。16分に先制を許したが、57分に同点に追いついて1ー1の引き分けに終わった。なお、佐野はボランチでフル出場し、攻守に縦横無尽な働きを見せた。
チャンピオンズリーグ出場権も懸かった一戦はサポーターも熱狂したが、その熱が悪い方向にも……。30分、マインツが右サイドでコーナーキックを獲得した時だった。
キッカーのMFナディーム・アミリがボールを持ってコーナーフラッグに向かっていくと、その周辺には黒く丸められたものが無数に散らばっていた。謎の物体は、目の前に陣取ったフランクフルトのサポーターから投げ入れられたゴミ。大小さまざまなゴミがどんどん投げられ、ボール近くに散乱するゴミにアミリも困惑していた。
そのままボールをセットして助走を取ったが、敵サポーターのゴミ投げは止まらない。しまいには、アミリの右足に直撃。これにはアミリも驚き、思わず二度見をした。そして、まったく止まらない“ゴミの雨”に苛立ちを抑えられず、足を思い切り振ってゴミを蹴り上げ、怒りを露わにした。
あまりにも酷すぎるフランクフルト・ファンの愚行を受けて、試合は中断することに。ゴミは完全にはなくならなかったが、約13分後に再開され、アミリはなんとかボールに神経を注いでコーナーキックを蹴った。ゴールにも繋がらず、後味の悪いものでもあった。
実況・福田浩大氏が「応援に熱が入るのはわかりますが、試合を壊すものであってはいけません」と悲惨な様子に釘を刺し、中継を見ていた日本のサッカーファンも不快感を示した。「フランクフルトはこういうのがあるんだよなぁ」「フランクフルトのサポーターっていつもこうなのかな？」「やばい、フランクフルトサポーターが収拾つかない」「それはダメでしょ…」「試合壊し過ぎ」「フランクフルトサポーターは対策をくぐり抜けるからねぇ」「フランクフルトのサポ行儀が悪すぎる」「定期的にこういうお行儀悪い系のやらかししてない？」「ゴミ清掃費用はフランクフルトに請求ね」など、SNSで批判的な声を上げている。
（ABEMA／ブンデスリーガ）
