マインツのMF佐野海舟がフランクフルト戦で、得意の“回収”から一気にボールを持ち上がってチャンスメイク。圧巻のプレーがSNSで話題となっている。
マインツは日本時間5月5日のブンデスリーガ第32節でフランクフルトと対戦。16分に失点したが、57分に同点に追いついて1ー1の引き分けに終わった。ボランチで先発フル出場した佐野は攻守でアグレッシブなプレーを見せていた。
そんな中でブンデスリーガの日本語公式Xは、5月6日にある動画を投稿。試合終了間際に佐野が躍動したワンシーンだ。ピッチ中央付近で両チームの選手がボールを奪い合う混戦となる中、佐野がフランクフルトのFWミシー・バチュアイの落としを“回収”。圧巻だったのが、その先だ。
佐野はボールを持ったまま一気に右サイドに抜け出すと、一旦ストップする。この段階で相手2人に囲まれたが、ボールを上手く隠しながら相手のチャージを物ともせず強引に前を向いてそのまま突破。鋭いクロスを上げたのだ。中央で待っていたFWヨナタン・ブルカートのフィニッシュは相手のDFとGKの好守に阻まれたものの、佐野がまさに独力でビッグチャンスを作り出した。
このワンシーンがXで拡散されると、日本のサッカーファンたちが反応。「このプレーめちゃくちゃ凄いよな?普通に感動した」「フィジカル強くてボール運べるってすごいな」「推進力やばいな」「途中のターンうま」「こんなプレーする日本人いるのかよブンデスで」「めちゃくちゃ進化しとる」「なんか化け物度合いが増してない?」「海舟とんでもないバケモンに仕上がってて笑うしかない」「中田英寿みたいやん。中田はもっとガツガツ身体ぶつけてたけど」「佐野選手は回収だけじゃなく、運んでチャンスも演出するんですね」などと驚愕のコメントを残している。
入団1年目ながらマインツの主力に君臨する佐野は、ここまで走行距離がリーグ1位の372.4km、デュエル勝利がリーグ5位の346回、高強度走行がリーグ4位の2579回と、ブンデスリーガ全体で見ても屈指のスタッツを残している。今季の残り2試合でも要注目だ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

