進まぬ年金改革に森永氏「政治家に能力が足りない」
「3号の見直しも、『専業主婦の数減っているんだから見直していいじゃない』というのは1つ、正論だと思うが、それをいじった時に、年金じゃない分野でどういう影響が出てしまうかを考え始めると、実は年金制度のプロフェッショナルだけが集まって制度の話をするだけだと不十分で、それによって生じる少子化や労働力不足を、ある意味、複合的な議論をしなければならない。ただ、それがなかなかできないのだろう」
“複合的議論”をしていかなければならない状況で、森永氏は「政治家の能力」が関係していると指摘する。
「事情もあるとは思うが、厳しく言ってしまえば、結局そういう事情を優先してしまう、つまり、国の将来よりも自分の議員生活とかそっちを優先してしまうということも含めて、今の政治家にその能力が足りないと思う。本当に能力が高い人は、目先の利益ではなく将来的なプランを考える。なぜなら議員だから、という発想に立てるはずなので、厳しく言えば、目先の利益を取りに行ってしまう時点で能力が低いと言わざるを得ないだろう」
(『ABEMA NEWS』より)
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