麓に戻って思い出話を聞いていると長男が現れ、「本当に突然やね」と笑いながらも、そこから車で15分ほどの自宅を案内してくれた。

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 玄関を開けた瞬間、大きな「鶴」が目に飛び込んできた。「2羽あったけど、壁に収まらなくて。木工屋さんにカットしてもらったんです」と語る長男。けやきで作られた鶴は、木の厚みで立体的にも表現されていて、「(父が)自分で折った折り鶴を眺めながら作ったみたいです」「形として残せるのはこれしかない、と思ったので」と、運んできた経緯を明かした。

 また、女性も「別荘で朽ちていくかなと思ってたけど、まさか長男の家にきて長生きするとは。苦労して作ったもので、もったいないと思っていたからよかった」と、受け継がれた壁画への思いを語ったのだった。

 このVTRを見届けたスタジオでは、MCの所ジョージが「良いお話!家族がお父さんを思い出すきっかけになりますよね」とコメント。ゲストの藤木直人は「まさかあんなに素晴らしいものを作っていて、それを『受け継ぎたい』と息子さんがおっしゃる。自分は子どもにそういうものを残せるのか、と思いました」と感心していた。

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亡き夫最後の作品に家族感動!山奥の別荘に残された驚きの壁画とは - ポツンと一軒家
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