「りんご畑で自殺未遂」「悲しくて悔しくて」横浜ストーカー殺人事件の遺族が語る“30年間の悔しさ” ABEMA的ニュースショー千原ジュニア,田中萌 2025/05/14 07:00 拡大する ストーカーの被害者が警察に相談していたにもかかわらず、殺人に発展するケースが、幾度も繰り返されている。今から30年前の1995年10月、横浜市で起きた殺人事件もそうだ。大学3年生だった山内陵子さん(当時21)は、同じ大学の男子学生に命を奪われた。 陵子さんは地元・青森県弘前市を出て、神奈川県横浜市の大学に通っていた。母親の久子さんが、当時を思い起こす。「他人によって大切な家族の命が奪われるということは、こんなにも悲しくて悔しくて。そして一生続くということを今も経験している」「私(看護の)大学の教員をやっていたが、電話が来て『弘前警察署です。娘さんが部屋で倒れている』と表現された。私は看護の仕事をしていたので『具合が悪くて倒れる』と捉えて、どうしたのだろうと思った。神奈川の警察に着いて、初めて『部屋で男子学生に殺された』と言われて、暗い廊下を渡って安置室へ連れて行ってもらった。『違って欲しい』ということを廊下で考えながら歩いていたが、やはり私たちの娘で、大声を上げて泣いてしまった」。 続きを読む 関連記事