「こんなの初めて見た」「何て決まり手？」館内どよめく“一瞬“の大技炸裂 “細マッチョ”力士の妙技に相手力士も愕然

＜大相撲五月場所＞◇五日目◇15日◇東京・両国国技館
　“筋肉バキバキ”の細マッチョ力士が、“一瞬”の大技を炸裂させて館内をどよめかせた。「すごｗ」「スローで見たい」などファンも驚愕の声を上げた。敗れた力士も突然の出来事に愕然とした様子だった。
　客席を沸かせたのは幕下三十八枚目・欧山田（鳴戸）。レスリング元アジア王者の経歴を持つことで知られ、身長180.8センチ・体重92キロの“細マッチョ”な体格の力士だ。幕下四十枚目・春雷（立浪）と対戦した五日目の取組では、立ち合い低い姿勢で当たり、左に回り込むと左を差し、右のまわしを探る激しい攻防を展開。すると直後、潜り込んだ欧山田は鮮やかに捻って相手に土をつけた。一瞬の大技に館内はどよめき、大きな拍手と歓声が沸き起こった。