インターネット上での商品売買が発展するとともに、宅配便による取り扱いも加速度的に増加している。1993年には年間で12億4500万個だったものが10年ごとに2倍、3倍と増え、30年後の2023年には約4倍にあたる50億700万個にまで増えた。2024年にはトラックドライバーの残業時間が制限され輸送能力が低下する“物流2024年問題”が起きた。さらに負担がかかり課題も浮き彫りになっているのが、商品を購入者のもとに届ける最後の区間「ラストワンマイル」だ。ネット上では荷物が指定時間に届かなかったり、置き配が乱雑に扱われていたりとクレームも増えている。「ABEMA Prime」では、元経済産業省の官僚・宇佐美典也氏が始めたラストワンマイル特化型サービスを紹介。これとともに物流が抱える「再配達」問題について検討した。
【映像】「忘れていた」「トイレ」1回目の配達で受け取れない理由たち
■求められる“ラストワンマイル”を届ける人員とサービス
