【ブンデスリーガ】マインツ 2-2 レヴァークーゼン(日本時間5月17日/メーヴァ・アレーナ)
マインツの日本代表MF佐野海舟がブンデスリーガ最終戦に先発出場。初アシストがオフサイドにより幻となり、ファンたちが落胆している。
マインツはブンデスリーガ最終節でホームにレヴァークーゼンを迎えた。一時は逆転を許しながらも、63分にFWヨナタン・ブルカルトのゴールでドローに持ち込み6位でフィニッシュ。来季のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグへの出場権を獲得した。
マインツはこの試合で4つのゴールが取り消されている。その内、最初の取り消しにあったシーンでは、佐野の初アシストが幻となった。
15分、右サイドに流れたMFパウル・ネーベルにボールが渡ったタイミングで、佐野が中盤から最前線に飛び出す。DFピエロ・インカピエの背後から飛び出してボールを受けると、ボックス右の深い位置まで侵入してダイレクトで折り返す。これをMFナディーム・アミリが蹴り込んでネットを揺らした。
解説を務めた佐藤寿人氏は「ラインブレイクしてボランチで仕上げましたね。ポケットへのランニング、ワンタッチのパスうまかった。よく腰を回して折り返した」と佐野のラストパスを絶賛。ファンたちもSNS上で「海舟のスーパーアシスト!!」「佐野海舟キタ」「佐野海舟上手すぎ」「みごとなアシスト!!!!」「佐野海舟からのアミリゴール!!!良すぎ」「動きだしも完璧」と大興奮となった。
しかしこのシーンはVARが介入。するとボールを受けたネーベルの位置がオフサイドだったためゴールは取り消しとなり、佐野の初アシストは幻となった。
するとファンたちは「もうゴールでいいやん」「佐野のアシストがー涙」「海舟アシストの最高のゴールだったのにー」「スーパーアシストが消えた涙」と落胆している。
今季からブンデスリーガでプレーする佐野は、リーグ戦34試合全てに先発出場するなど、マインツの主力として活躍。ゴールやアシストこそなかったが、リーグでトップとなる393.6キロを走り切るなど、豊富なスタミナでチームの心臓として躍動した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)


