男性の遺体はいったい、いつ、どのようにして屋根に乗せられたのか。鉄道ジャーナリストの梅原淳氏は「例えば長野駅ではホーム間を移動する時に跨線橋(線路をまたぐ橋)があるので、そういう場所から何らかの理由で飛び降りた、転落されたとかで屋根の上に落ちることはあると思う」と話した。

 しかし、どこかで転落したとしたらその衝撃で運転手や乗客は気がつかないのか。梅原氏は「鉄道車両の屋根はそんなに厚くない金属の板。ホームとかにいたら大きなドスンという音は聞こえると思う」と説明。では、なぜ約90キロの距離を落ちなかったのか。「飯山線はローカル線で、時速75キロぐらい。カーブとか坂が多く、そんなにスピードは出ない路線なので、ずっと乗ったままでいたのかな」と分析した。

 考えられる死因として「長野駅から豊野駅まで架線がある。長野駅で流れている電圧は直流の1500V。触れると感電して、まず生きてはいられないような電圧。それに触れないようにするには伏せていなければいけない。(屋根から架線までの隙間は)30〜40センチぐらいしかないので、屋根に上った時に感電されたか何かでそのまま亡くなってしまい、伏せたままの状態で走り続けたのかなと思う」と推察した。警察は事件と事故の両面で捜査を進めている。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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