十二日目までを振り返り、無傷の11連勝で自身4度目の幕内優勝に向けて突き進む大関・大の里について「安定している。強いからこそ安定している。何か勢いで勝っているというより、実力が一つ違う」と称賛。そのうえで「相撲は十五日間の勝負。ここから四日間は対戦相手が上位との勝負なので正念場」と期待を示した。
湊川親方は10月4日(土)に両国国技館で「貴景勝引退 湊川襲名披露大相撲」を開催する予定。「ご興味ある方はぜひ」と少し恥ずかしそうに笑みを浮かべたが、現役時代の姿が掲載されたポスターを見た実況の髙橋大輔アナウンサーは「このポスターの親方と今の親方と、別人のような感じですけども…」と改めて驚いた様子でコメント。これを受けて湊川親方は「やはり現役には現役の、自分の矜持を持っていました。親方になってその辺も変わってくると思うので、今は勉強中です」と応じた。
そんなやりとりを受け、ファンからも「痩せすぎやろ」「コントラストがえぐい」「確かに別人だな」といった反響が相次いで寄せられた。
なお、大の里は十二日目に前頭七枚目・伯桜鵬(伊勢ヶ濱)と対戦。伯桜鵬の強烈な立ち合いを正面から受け止めると、見事はたき込んで全勝を死守。結びの一番で2敗の横綱・豊昇龍(立浪)が関脇・霧島(音羽山)に上手投げで敗れて3敗目を喫したことを受け、きょう行われる十三日目に大の里が大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)を下して13勝目を挙げれば、4度目の賜杯が確定。また大関として二場所連続優勝ということもあり、悲願の横綱昇進が決定的となる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


