<大相撲五月場所>◇十三日目◇23日◇東京・両国国技館
24歳同士の“重量級”対決で、強烈な張り手がクリーンヒット。張られた力士は取組後、スムーズに立ち上がれずふらつき気味となり、ファンからは「特大ビンタ」「強烈ー!」と驚きの声が上がった。
三段目十枚目・出沼(二子山)と三段目九枚目・丸勝(鳴戸)の一番。出沼は身長178センチ・体重167.7キロの重量級の力士。対する丸勝も身長175.7センチ・体重149.3キロと、劣らず立派な体格の持ち主だ。
学年は異なるが、ともに24歳同士の対決となった一番。立ち合いもろ手で強烈に当たったのは出沼。激しい突っ張り合いとなり、途中、出沼の右からの張り手が丸勝の顔にクリーンヒットした。「パチン」と乾いた音が館内に響き、客席からはどよめきも沸き起こった。
取組は最後、丸勝が突き落とそうとしたところ、出沼が耐え、バランスを崩した丸勝が転がった。出沼は突き倒しで勝って4勝目を挙げ、今場所勝ち越しを決めた。一方の丸勝は4敗目を喫し、今場所負け越しとなった。
決着がついた後、敗れた丸勝はスムーズに立ち上がれず、うつ伏せ状態に。両手で体を支え四つん這いになるとややふらつき気味だったが、その後、自らの足で立ち上がって土俵を降りていた。
“重量級”対決で炸裂した大迫力の張り手に、ABEMAの視聴者は「特大ビンタ」「やられた」「強烈ー!」「顔張っちゃった?」「左側頭1発で決めた」と驚愕していた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



