国家分断に「トランプ大学」で対応!?
トランプ政権の「留学生の受け入れ資格の認定取り消し」を受け、ハーバード大学は「この違法かつ不当な行為を非難する」といった声明を発表した。
入山氏は “アメリカの根本的な問題”に触れつつ、ハーバード大学の今後の対応について以下のように主張する。
「アメリカの根本的な問題が2つあり、1つは国家分断。反知性主義層の方がたくさんいる一方で、ハーバードにいる人たちは、そういう人たちの感覚がわからない。もう1つは、アメリカの大学はとにかく学費が高すぎる。今、ハーバード大学のような私立の名門校に行くと、多分4年間で約4000万円かかる。所得の低い層から見ると、アメリカのエリート大学なんて夢のまた夢」
「そういう格差みたいなものも背景にあるため、ハーバード大学はどうやったらアメリカが分断のない国になるのかを打ち出していく必要がある」
一方、トランプ政権側の今後の対応については、以下のように語った。
「選挙の公約で、トランプさん自身が大学を作りたいと言っている。『トランプ大学』のような、所得が低い方、あるいは反知性主義的な感覚がある方でも、開かれた大学を作りたいと選挙公約で言っている。今後、彼が大学を是正するために、自分で大学を作る可能性がある」
(『ABEMAヒルズ』より)
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