さっそく、竹山隆範探偵は、依頼者の元へ。依頼者は、亡き母について、「めっちゃ大好きだった。めっちゃ優しくて、全部やってくれて…」と語り、ちょうど明日が命日だと明かす。そして、5年前に冷凍されたロールキャベツを取り出し、専門家に確かな解凍方法を聞き、依頼者は、2つあるうちの1つを食べると、「美味しいです」と言って涙を流した。

 亡き母のロールキャベツを作るため、絶対味覚の持ち主という人気創作料理店の元川シェフを助っ人に迎えた。シェフは味見すると、「イメージしていたのと違う食感」といい、スープはブラジル独特のコンソメを使っているとのこと。買い出しに行き、スープやミンチ肉の種類や割合、調味料の分析を開始した。

 しかし、なかなか母の味に辿り着かない。そんな中、竹山探偵は「スープにゴマみたいなものが入っている」と気づく。シェフは「コリアンダーシードじゃないか?」といい、さっそく加えた。できあがったロールキャベツを食べた依頼者は、「めっちゃ一緒だと思う」と歓喜。

ロールキャベツを完全再現できるのか?