シェフはレシピを書き、依頼者ひとりで作ってみることに。料理する依頼者の姿に、父は「お母さんが料理してる姿を思い出した」と語る。そして、できあがったロールキャベツを食べると、依頼者は「お母さんの味のロールキャベツだ。嬉しい」と、亡き母のロールキャベツを完全再現させることができた。

 この映像をスタジオで見届けた、歌舞伎役者、俳優の片岡愛之助は、「私の実家の母も53で亡くなり、15年くらい遺品を動かせなかった。 だから、すごくお気持ちがわかる」と依頼者に共感した。