『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が6月1日に放送され、渡り蝶が訪れる小さな島の夫婦の暮らしに迫った。
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか?衛星写真だけを手がかりにその地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。
今回発見したのは、瀬戸内海に浮かぶ香川県の小さな島にあるポツンと一軒家。砂浜からすぐの場所に建物が確認できるが、砂浜の反対側は木々が生い茂っていて、衛星写真では船でしかたどり着けないように見える。
まず隣の島にフェリーで向かった捜索隊は、到着した港で聞き込みを開始。すると、「隣の島の一軒家でしょう? 私、管理人をしているんですよ」と盛り上がる男性(38)が。そこはかつて保養所だったが、去年転売され、今は「1島貸しキャンプ場」になっているそうだ。
「行きましょうか!」と勢いよく案内役を買って出た男性は、捜索隊を小型船に乗せてくれることに。島の砂浜に到着すると、林を切り拓いたような敷地に、風情のある瓦屋根の建物と石造りの蔵が見えてきた。しかし、そこはキャンプ利用者の「避難所」で、人が暮らす家ではなかった……。
出発地の島へと戻った捜索隊がさらなる聞き込みを始めると、管理人の男性が「別の島に人が暮らしているポツンと一軒家を知っている」という情報を教えてくれた。衛星写真を確認してみると、7kmほど離れた島の海辺に建物があった。しかも、親切にもまたその島へ船で送ってくれることに。
そこはノルウェーの“海運王”ラーセンの別荘だった場所
