6月7日(日本時間8日)に開催される女子マネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチへの出場権を懸けた一戦は、3人の個性がぶつかり合うスリリングな展開に。本来は共闘しないリヴとアイビーが、新人への“可愛がり”ダブルキックで排除するが、ステファニーも負けじとスプリングボードからクロスボディで反撃。リヴをバック・スープレックスで投げると、髪を鷲掴みにしてニヤリ。

 会場に「出るぞ、出るぞ」の空気が漂う中、相手の首をつかみ、素早く回転しながら頭部を両足で挟み込んでマットに叩きつけるステファニーのシグネチャームーブ「デビルズ・キス」が炸裂。リヴの頭を1、2、3...と連続で叩きつけ、大盤振る舞いの10連発が決まった。

 リングにキスするような動きで頭を何度も叩きつけられる荒業に、ファンからは「来たー」と歓声が上がり、一連の動きでステファニーの形の良いヒップが浮いては沈む“絶景シーン”に「いいお尻だ」「ケツ祭りやないかい」と大盛り上がりとなった。

 ヴィジュアル以上にアグレッシブな技の数々に、新人からの“あいさつ代わり”の猛攻撃を受け続けたリヴは、脳が揺れて船酔い状態となり「オエッ」と吐きそうな表情に。元女子世界王者で現タッグ王者という実力者にひと泡吹かせたあと、ステファニーはアイビーにも「デビルズ・キス」を連続で敢行し、初手からインパクトあるパフォーマンスを連発した。

 終盤、リヴがステファニーに「オブリビオン」を決め、勝利目前まで迫るも、アイビーがピンを阻止し、リング外でリヴと乱闘。分断に成功したステファニーがリング中央で冷静にアイビーに「SVB(ステファニー・バッケル・ボム)」を決めてピンフォール勝ち。この勝利により、ステファニーはマネー・イン・ザ・バンクへの出場権を獲得した。

 昨年10月にWWEの第3ブランドNXTに登場したステファニーは、ジュリア同様、1年にも満たないスピード出世でメインロースターに昇格。今回の「マネー・イン・ザ・バンク」では、ロクサーヌ・ペレス、ジュリアに続き、ステファニーとNXT出身の昇格組が3人も予選を突破し、その存在感を大きく示している。(ABEMA/WWE『RAW』)

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