最終的には引き出し屋の実態を知って、後悔する親は多いが、「そこまでの境地に至るのには、時間がかかる。本人が『今すぐ脱走して、親と和解したい』と思っても、業者を信じている親は『なぜ途中で逃げるんだ』となり、わかり合えるまでに長い時間がかかる」そうだ。
安部氏は解決策として、「再生した地域コミュニティーによる介入」「ソーシャルワーカーなど、公的なプレーヤーによる介入」「まともな民間事業者による介入」の3つを示す。「即効性があり現実的なのは、公的な介入だ。この予算づくりや、うまく介入できる人を育成できるかという話になるだろう」。
(『ABEMA Prime』より)
