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【映像】現地観客「叫ぶ」大ジャンプの瞬間
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WRC】第6戦 ラリー・イタリア・サルディニア(6月8日/デイ3)

【映像】現地観客「叫ぶ」大ジャンプの瞬間

 WRC(世界ラリー選手権)の第6戦がイタリアのサルディニア島で開催された。競技最終日のパワーステージでは、ヒョンデのアドリアン・フルモーが見事なジャンプを決めて、ファンからの喝采を浴びている。

 今シーズン、ここまでトヨタに5連勝を決められて後がないヒョンデとしては、ここサルディニアではトヨタの6連勝を阻止べく奮闘する。競技初日のSS4終了時点で、ティエリー・ヌービル、フルモー、オィット・タナックと、1位から3位までをヒョンデのドライバーが独占していた。

 しかし、ヌービルがSS5で壁に接触してデイリタイアすると、フルモーも翌日デイ2のSS11で横転してデイリタイア。最終日デイ3の最終SS16が始まる前の段階で、ひと桁順位にいたのはタナックのみという残念な状況だった。

 とはいえ、最終SSはステージ上位5名がボーナスポイントを与えられる「パワーステージ」ということで、ヒョンデチームとしては少しでも多くのポイントを稼ぐべく、同ステージに望むことに。すると、ヒョンデ勢でも一番初めに走ったフルモーがいきなり輝いた。

 まずはステージ終盤のジャンプポイントが連続するエリアで見事なジャンプを披露すると、ステージ最後の大きめのジャンプでも、しっかり4輪揃って見事な着地を決めたのだ。コース両脇には多くのギャラリーがおり、着地の瞬間、大きな叫び声が聞こえてくるほどであった。

 視聴者からは、「観客の叫び声草」「良いジャンプ」「すげ!」「車が飛んだ!?」「跳ねないね」「気持ちいい着地」「フルモー、去年は日本でやっちまったので、今年は頑張って欲しい」など、フルモーの美技を讃えるコメントが集まった。

 結果、フルモーはパワーステージで6位を獲得。2位ヌービル、3位タナックと、トヨタの独走を許さない意地を感じさせる結果を得ている。「ラリー・イタリア・サルディニア」の総合結果は、トヨタのセバスチャン・オジエが1位、2位はタナック、3位はトヨタのカッレ・ロバンペラが獲得している。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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