ローゼンワルド氏が見たSBI北尾氏
━━ダルトンがフジの役員候補として提案したSBIホールディングス株式会社 代表取締役 執行役員社長の北尾氏と会ったのか?
「彼と食事をした。素晴らしいレストランでお任せコースで。ここで批判を一つ。量が多かった。どの料理もおいしかったが量が多すぎた。北尾氏は私のことを巨漢だと思い込んでいたに違いない。シェフには申し訳なかった。全部は食べられなかった」
━━北尾氏と株主総会の話をしたか?
「もちろんした。彼がこれにどれだけ時間を費やしたいと思っているのかわからないし、彼にはあまり時間がないが負けず嫌いだ。彼は日本で最高の起業家の一人だ。彼のようなレベルの起業家はほとんどいないし、SBIは素晴らしいビジネスだ。もしフジが幸運にも彼を取締役に迎えることができたらフジの未来はとても明るいものになり、人々が株を売る必要はなくなると思う。フジの成長を見守るだけでいい。ウォーレンバフェットのバークシャー・ハサウェイのように永遠に持ち続けることができるだろう。私は30年以上持っている。大儲けだ。ウォーレン・バフェット氏は今年94歳で引退する。(それに比べると)北尾氏はベイビーだ。北尾氏は素晴らしい頭脳の持ち主だ。頭の回転が速い。彼は信じられないほど知的だ。フジは彼がいてくれて本当に幸運だった。フジは市場で取引されているよりもずっと価値があると思う。このまま変化し続ければ上昇し続けると思う。辛抱強い私の顧客はあと10年は保有できるだろう。そして運が良ければ2つの銘柄を保有することができる。サンケイビルとフジ・メディア・ホールディングス。今後10年間はどちらも保有できる。だから先は長いと思う」
取材を通して、ローゼンワルド氏は非常に明るく、明朗快活だったという。
(ABEMA/倍速ニュース)


