藤井聡太王座への挑戦権争い タイトル100期狙う“レジェンド”羽生善治九段、決勝進出なるか!屋敷伸之九段と対局中/将棋・王座戦挑決T 将棋羽生善治 2025/06/13 18:42 拡大する 将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将、22)への挑戦権を争う第73期王座戦挑戦者決定トーナメントが6月13日に行われ、準決勝で羽生善治九段(54)と屋敷伸之九段(53)が現在対局中だ。勝てば決勝進出の大一番を制するのはどちらか。注目の一戦は、矢倉模様の出だしとなった。 羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:35期)、順位戦B級2組(A級以上:29期)。タイトル獲得は歴代最多の99期、棋戦優勝は46回。今月6日に1期2年務めた日本将棋連盟の会長職を退任。再びプレーヤー専任で、さらなる飛躍に大きな期待が寄せられている。王座戦は1992年の初挑戦でタイトル奪取以降、通算24期獲得で永世位の「名誉王座」の資格を保持している。今期は挑戦者決定トーナメントからの出場で、及川拓馬七段(38)、菅井竜也八段(33)に勝利し、準決勝に進出した。2023年の王将戦七番勝負以来のタイトル挑戦、さらに王座戦では2017年以来の五番勝負挑戦を狙っている。 続きを読む 関連記事