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【映像】羽生九段VS屋敷九段 対局開始時の表情
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 将棋藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将、22)への挑戦権を争う第73期王座戦挑戦者決定トーナメントが6月13日に行われ、準決勝で羽生善治九段(54)と屋敷伸之九段(53)が現在対局中だ。勝てば決勝進出の大一番を制するのはどちらか。注目の一戦は、矢倉模様の出だしとなった。

【映像】羽生九段VS屋敷九段 対局開始時の表情

 羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:35期)、順位戦B級2組(A級以上:29期)。タイトル獲得は歴代最多の99期、棋戦優勝は46回。今月6日に1期2年務めた日本将棋連盟の会長職を退任。再びプレーヤー専任で、さらなる飛躍に大きな期待が寄せられている。王座戦は1992年の初挑戦でタイトル奪取以降、通算24期獲得で永世位の「名誉王座」の資格を保持している。今期は挑戦者決定トーナメントからの出場で、及川拓馬七段(38)、菅井竜也八段(33)に勝利し、準決勝に進出した。2023年の王将戦七番勝負以来のタイトル挑戦、さらに王座戦では2017年以来の五番勝負挑戦を狙っている。

 一方、屋敷九段は1988年10月に四段昇段。竜王戦3組(1組:16期)、順位戦B級2組(A級:6期)。タイトル獲得は棋聖3期。王座戦は36期目の出場で、過去に挑戦経験はない。今期は二次予選からの参戦で、挑戦者決定トーナメント進出は7期ぶり11回目。1回戦から2020年度挑戦者の久保利明九段(49)、斎藤明日斗六段(26)を破り準決勝に勝ち上がった。今期は2001年の王位戦以来、24年ぶりのタイトル挑戦を目指す。

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