アメリカとイランの核協議が停滞する中、13日、イスラエルがイランに対する直接攻撃に踏み切った。イスラエルはイランの核施設を攻撃し、イスラエル国内には特別緊急事態が宣言されたとも発表されている。
なぜ今、イスラエルはイランを攻撃したのか? 日本経済への影響はあるのか? 国際情勢ウォッチャーの武隈喜一氏に聞いた。
━━イスラエルがイランを攻撃した状況をどう見るか?
「アメリカはイランとの間で核の交渉を進めてきたがうまくいかない。それで、それに業を煮やしたネタニヤフ側が『もうこれはイランを攻撃するしかない』と決断に踏み切ったのだと思う。イスラエルは今の状況に大変危機感を持っていたから、これ以上進めればイランは確実に核を持つという恐怖心がネタニヤフ首相に実際の攻撃に踏み切らせたのだと思う」

