真新しい般若のマスク姿と黒一色の衣装で登場したアスカに会場も早くも場内は大歓声。かつてのテーマ曲「The Future」を再び使用したことで、 ファンも「曲戻した」「昔の曲だ」「初期曲に戻った」「無双時代のテーマ」「この曲で入場すると勝率が高くなる」と盛り上がりを見せた。
試合は勢いのある昇格組ステファニー・バッケルを筆頭に、アイビー・ナイル、ラケル・ロドリゲスと今の女子部門を支える実力者揃いの4Way戦。 試合は序盤から激しい展開に。アスカは期待の新人ステファニーとの1対1の攻防で会場を沸かせ、パワームーブで圧倒するラケルとの打撃戦にも勝利。試合後半、乱入や介入OKのルールの中、ラケルの妨害にトーナメント脱落の辛酸を舐めたリア・リプリーが報復介入。リング外でラケルにリップタイドを放つと、アスカはすかさず新フィニッシャー”低空ヒップアタック”「エンプレス・インパクト」でラケルをピンフォールし準決勝進出を決めた。
試合後には異例のインタビューで勝利を祝福されたアスカは「炎は消えていない 燃え続けている。クイーン・オブ・ザ・リングの座に輝くのはこの私! 誰もアスカを止められない!」と迫力ある英語でアピールし、トップ戦線への復帰を高らかに宣言。
Xでは「アスカの復帰は鳥肌もの!」「新フィニッシャーがカッコいい!」熱狂的なコメントで溢れ返った。なお次戦の準決勝でアスカは、かつてのタッグチームの盟友アレクサ・ブリスと対戦。さらには女子のPLE「Evolution 2」とビッグイベントが目白押し。復帰の余韻に浸るまもなく激戦が続くことになりそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)
この記事の画像一覧
