■“事実婚&夫婦別姓”のハヤカワ五味氏「社会的コストで見れば見直す部分も」
竹田氏は、「いろんな話題で本当に悩んでいる人はいると思うし、彼らを馬鹿にしたつもりはない。ただ、全員のアイデンティティをすべて実現できる社会ではなく、例えば医師の家系だから自分も目指す、という人を全員医師にさせられない。また、社会問題として迫られている状況でもない。今年の参院選の重大なテーマとして選択的夫婦別姓を挙げた人は、JNNの調査で1%、ANNは3%。関心がないとは言わないが、少し下がればリストにもあがってこないテーマなわけだ。大きな社会変革を伴うもので、慎重でなくてはいけないし、社会的コストをきちんと分析しなければいけない」と述べた。
平日会社員/休日コスプレイヤーのハヤカワ五味氏は、事実婚ゆえに夫婦別姓であることを告白。「ビジネスネームはハヤカワ五味で、本名をほぼ使わない。選択的夫婦別姓にも賛成で、竹田さんの家族観の話には共感できない。ただ事実婚で法律婚との壁として感じるのは、共同親権の部分。社会的コストの観点で見た時に、“事実婚に共同親権を導入する”コストと“法律婚で夫婦別姓を導入する”コスト、どちらが高いのかで判断はできないのかと考え直す部分はあった」と述べた。(『ABEMA Prime』より)
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