米政治専門家が解説「トラウマの上に今いる」
イランへの攻撃について、米メディアCBSとYouGovの調査(22日~24日に実施)では、アメリカ全体では反対が半数を超えて56%だったが、共和党支持者は賛成が85%、MAGAの共和党支持者は94%が賛成だった。
アメリカ現代政治外交が専門の上智大学・前嶋和弘教授は、この状況を「一言で言うと結果オーライだ」と述べる。
「共和党支持者が圧倒的にトランプを応援していて、その中でも自分をMAGAだという人たちはさらに応援しているため、全然割れなかった。」(上智大学教授・前嶋和弘氏、以下同)
「ただ、イスラエルとイランが泥沼になり、アメリカがもう一度入っていくようなことになれば、支持層が分かれてしまう。アメリカでは、イラク戦争・アフガニスタン戦争のトラウマから、戦争はもう嫌だという声は強い。今回の場合、トランプ支持層はイランへの攻撃を意外と支持しているが、それがどこまで続くかを考えると、トランプ大統領としては『この話はもう終わったこと』にしなければならない」
(『ABEMAヒルズ』より)
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