初球、大谷はいきなり159キロのストレートを投じて見逃しのストライクを奪うと、続く2球目には161キロのストレート。これもパスクアンティノは手が出ず、早くも2ストライクと簡単に追い込んでみせた。
そして3球目、大谷が投じたのはインコースへのストレート。この日最速となる101.7マイル(約163.7キロ)の豪速球を叩きだした大谷は、普段見せないような力を込めた表情で投じた。この気迫にパスクアンティノは萎縮したのか、バットは出したが力のないセカンドゴロでゲッツーに。ピンチを一気に脱してマウンドを降りると、ホッとしたのかいつもの優しい大谷の表情に戻っていた。
ピンチ時のギアの入った気迫あふれる表情に、マウンドを降りた際の柔和な表情と多彩な顔を見せてくれた大谷に対し視聴者は「オラついてて良き」「めっちゃキリッとしてる」「イニング終わりの笑顔にやられます」など、多彩な表情に満足したようなコメントが見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


