7月5日はXデー?
【映像】「本当の大災害は7月に?」作者のたつき諒さんコメント(全文)
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 SNSを中心に「7月5日大災害説」が警戒されている。ベストセラーのマンガ「私が見た未来」で、2025年7月5日に、日本とフィリピンの中間あたりの海底が破裂し、大津波が日本やその周辺国を襲うと予言されているためだ。

【映像】「本当の大災害は7月に?」作者のたつき諒さんコメント(全文)

 作者のたつき諒さんは、夢により未来を予知できるとされ、2011年3月の東日本大震災を予言したと言われている。マンガは中国語版も発行され、東アジアからの外国人観光客が訪日を控える影響も出ている。SNSでは「信じる」「信じない」の論争が勃発し、「長野の山間部に避難する」「防災グッズをチェックするいい機会」「ノストラダムスで懲りたんじゃなかったのか」といった投稿が出ている。

 気象庁は「現在の科学的知見では、日時と場所、大きさを特定した地震予知は不可能だ。そのような予知の情報はデマと考えられ、心配する必要は一切ない」と呼びかけた。また、たつき諒さんも、「夢を見た日=何かが起きる日というわけではない」と軌道修正した。

 これまでも、1999年に人類が滅亡するとした「ノストラダムスの大予言」、2012年に世界が終わるとした「マヤ文明の大予言」などが話題となった。今年も4月26日に大地震が起こるとの予言があったが、結果として何も起こらなかった。『ABEMA Prime』では、真偽不明の情報との向き合い方を考えた。

■7/5に向け避難を計画してる当事者
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