見せてくれたのは事件当日リュックに入れていたパソコン。跳ね飛ばされた際、衝撃を押さえてくれたと振り返る。パソコンは「もう使えない。全くうんともすんとも…」と語る。また「そのとき僕が乗っていたバイクのエンブレム」と、事件後に警察が届けてくれたという、バイクの真っ二つに割れたエンブレムを見せてくれた。
事件で亡くなった親友のAさんとは、ともになりたい将来像を語り合い、キャンプやツーリングに行くなど、ともに青春を謳歌した。事件当日も2人は湯布院でツーリングを楽しんでいた。Bさんは写真を見ながら「ここに彼が行きたいと言って、一緒にここへ行った」「楽しかったですね、これも」「(事件が起きたのは)この直後ですね…」と振り返った。
Bさんは「今になったから思えることなんですけど、救われた命というか、彼が僕に託してくれた命だと僕はすごく思っているので」と、Aさんへの思いを語った。
Bさんが語る事件のトラウマ
