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 エントリーチームの控室では、山崎九段と宮嶋健太四段(25)がモニターを見つめながら検討。「3七桂はできない…。1五角と出られてもね、困るもんね、いきなり。7六歩打たれて…、ひどいですね、痛い痛い!」先の展開を見据えていた。その瞬間、モニターを食い入るように見つめていた山崎九段は、「あーーーーー!やめてやめて!3七桂は結構大悪手に見える!危ないよー!」と絶叫。チームメイトの宮嶋四段をビクッとさせていた。

 村田六段は桂馬をちょんちょんと触ったのみだったが、その“フェイント”に山崎九段が反応してしまった様子。村田六段は結果的に▲3五歩としたが、山崎九段の大慌てのリアクションには、ファンも「反応面白すぎw」「なんだよw」「落ち着いてw」「焦るわw」「大騒ぎw」「山ちゃんびっくりしたあ」「山ちゃんww」「跳ねそうになってたよな」「山ちゃん楽しい」「ワチャワチャしてんな」とビックリせざるを得なかった。

 対局は、永瀬九段の持ち味でもある受けの強さが光る展開に。村田六段も勢いのある攻めを見せたものの、その全ての攻撃を受けきった永瀬九段が勝利を飾った。

ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
ABEMA将棋チャンネルより)

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【映像】仲間の“フェイント”に絶叫する山崎九段
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