アメリカとイラン 協議はどうなる?専門家が解説
トランプ大統領は「ウラン濃縮を継続するなら再び空爆」とも発言している。場合によってはまた攻撃を行う可能性もあるのだろうか。
田中教授は「また起きるという前提で見ている」という。
しかし、トランプ大統領の元で米軍が地上部隊を出すことについては、「考えられない。ただ、空爆などを通じて、現在の体制の根幹になっている例えば軍部など、いろいろな治安維持組織や諜報機関などを潰していくと、国内をうまく統治することが権威主義体制の元で、できなくなってくる。さらに今回イスラエルが途中でやめる形になったが、斬首作戦(トップの首を取ること)、国際違反だが、それですらやられると、今の体制の安定性が相当に怪しくなることは想像している」と分析する。
では、トランプ氏が発言していたイランとの協議について、落としどころはあるのだろうか。
「トランプ氏の言っている協議は全面降伏を迫るだけであるため、あまりイラン側が今、受け止めるような内容にはならないと思う」
(『ABEMAヒルズ』より)
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