SNS上でも「ザクが敬礼するの面白いな。敬礼ボタンあるのかな」「今作やけにMSの動き人間くさいよね」「ザクで敬礼するの難しそう」など、ザクの“軍人気質”な所作に驚く声が多く見られた。
歴代シリーズでもモビルスーツが“人間らしい動き”を見せる場面はあったが、敬礼のような規律ある所作を、ザクが実行するのは異例だ。あの無骨なザクにそんな可動域があるとは思えないだけに、どこかじわじわくる映像となっている。
『ジークアクス』ではモビルスーツの挙動に細かな演出が加わることで、無機質な機体にも“キャラクター性”が感じられる場面が増えている。この敬礼も、ザクという兵器の中にある“忠誠心”のようなものを描き出したワンシーンとして印象深い。
ハードな戦争描写の中で、ふと挿し込まれる“ちょっとした仕草”が脳裏に残る。そんな演出の妙もまた、『ジークアクス』ならではの魅力だろう。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されることも決定した。
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