「歴史的な一局になる」新鋭・藤本渚六段が振り飛車を採用！敵も味方も騒然「菅井さんが乗り移った！」／将棋・ABEMAトーナメント2025

　新鋭のまさかの振り飛車採用で、この日一番の盛り上がりを見せる展開となった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」予選Aリーグ・2位決定1回戦、チーム伊藤 対 チーム菅井が7月5日に放送された。第5局に登板したチーム菅井の藤本渚六段（19）は、伊藤匠叡王（22）を相手に先手番で中飛車を採用。収録スタジオは「歴史的な一局になる」「菅井さんが乗り移った！？」と騒然となった。
　チーム菅井の1勝3敗で迎えた第5局。ここでは藤本六段が立候補して伊藤叡王との一戦へ向かった。この立候補は、兄弟子でチームリーダーの菅井竜也八段（33）との“仕込み”だったことが直後に明かされたものの、藤本六段には先手番の秘策があったようだ。