オーディションの直後、飯田は自身のXで「このまま終わらすなら試合には出ない」「溝口さん約束守れよ」などと投稿。多くの反響を呼んだこの件の舞台裏について、飯田がABEMAの取材に対して「今回、未来くんから『出て欲しい』って話があって、出るなら1つ条件として、乱闘とか殴り合うオーディションはしたくないので、そういうのがなければ出るという約束だった」と言及。飯田の条件に対して「それはわかりました。守ります」と運営も快諾。その結果が…SATORUとの大乱闘だった。

「頭突きをされたときはSATORUにもムカついたし、『約束が違うじゃないか』と運営にもムカついた。SATORUのキャラ的にそういうことやってくるんだろうなってわかってたんですけど、その前に出る条件として約束があったので。それで余計にスイッチが入ったのはある」

 騒動の後、飯田はインスタでSATORUに電話をしたが、出ることはなかったという。溝口COOに対しても「今日中にSATORUと話し合わせるか、そのまま闘わせるかしないと試合には出ない」とメールを送ったが、連絡が来たのは翌日の夕方だったという。

 事態を解決すべく双方の間に入った人物から「ファイトマネーを渡す」「溝口COOが未来チャンネルで謝罪する」という2点で怒りを収めるよう提案され「そこまで誠意を見せてくれるなら…」と思いとどまり、さらに「ファイトマネーは要らない。謝ってくれるだけでいい。誠意だけは見せてください」と伝えた飯田だったが…謝罪は無かったと憤りを露わにした。

 その後も、飯田が溝口氏からのメッセージを公開するなど、事態は二転三転。13日の本番を前に様々な憶測が飛び交っていた。

 本件について朝倉は「飯田さんは乱闘とかをしたくない。相手にリスペクトをもって試合をしたい性格。溝口さんとやり取りをしていたということなんですけど、実際会場に来てみると、記者会見風で乱闘にはならないよう配慮されていたんですけど、最後フェイストゥフェイスしたときにSATORUが頭突きをして、飯田さんがそれにキレて殴るという感じで乱闘になった。溝口さんに対して『約束を守れ。乱闘がないなら行く』でも乱闘になった…そこが飯田さんの言い分」などと経緯を説明した。

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