■初の国政選挙「新しい選択肢が必要」
42人が立候補し、議席ゼロに終わった都議選後、石丸氏からは「当選を最優先にしていない」などの発言があったが、参院選はまるで目的が違った。番組中、議席獲得に向けた意欲について質問が飛ぶと「当選を目的としていなかったのは都議選の時。参院選においては『国政政党の要件を満たしに行く』とまできちんと言っている」。
国政政党の要件は「所属国会委員が5人以上」または「所属国会議員1人以上かつ直近の国政政党での得票率2%以上」。今回、再生の道は10人が立候補しているが選挙区で1人、比例で9人。党としての支持を得ることで国政に人を送り込むことに重点が置かれている。
石丸氏は「まさに新しい選択肢が必要だ。投票率がだだ下がりなのも、多くの人が既存政党に期待できなくなっているから。既存政党を変えたい、政権交代を願うからこっち(の党)に投票しようという行動もあるが、もっと純粋にどこが自分の考えに一番近いのか、誰にだったら託せるのかに立ち返りたいというのが個人的な思いだ」と述べた。
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