■「多様性を武器に変な理想をぶつけてくる人がいる」
「大物マダムタレント」のアレン様は、“トランスジェンダーの女子大受け入れ”に、「多様性を武器に変な理想をぶつけてくる人がいる。多様性はもちろんいいと思うが、女子大やセンシティブなところに、元々男性の方で体格差もある人が入ってくると、不安を助長する可能性もあるし、好ましくはない」。
また、「女性でも男性でも、トランスジェンダーでも、特別視しなくていい。世界中でLGBTQの人が、裸のような格好をして『我々の権利が』と言いながらパレードをしているが、あれが余計に特別視される機会を作っている。そんなことをせずに、普通に『私はこういう格好が好きだ』『自分はどちらかと言うと、女性だと思っている』と思えばいい。なぜそれを認めてもらうためのパレードを開く必要があるのか」と主張した。
かえでさんは、トランスジェンダーとして生きていくことに、「社会生活で生きづらさがある。例えば、病院や大学、日常生活、トイレなど色々あるので、私たちは困っている。助けが必要。ただ、奇抜なパレードは変な人たちって思われるから、正直ちょっと…みたいなところはある」といい、「本当に理想は1人の女性として、ひっそり生きていきたい」。
しかし一方で、「真面目な格好をしているが、カワイイものも好きだ。本当はロリータ服を着て、公園で遊びたいが、気にしてしまう」と、本心を語った。
アレン様は「少しでも『自分らしく生きたい』という、うらやましさがあるなら、それに少しでも近づき、あまり人目を気にしなくていいような社会になっていくといい。私はもはや度外視して、好き放題生きている」と受け止める。
かえでさんが「いじめられた経験から、人からディスられるのが怖い。だからどうしても無難になってしまう」との悩みを明かすと、アレン様は「ぶっ飛んだ方がいい。私は少なくとも味方だ」と返した。
(『ABEMA Prime』より)
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