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 また、振り飛車党へモデルチェンジした佐藤九段だが、エントリーチーム戦では3局すべてで居飛車を採用。「フィッシャールールであまりにも勝てなさ過ぎて…(笑)。でもこれは振り飛車の問題ではなく、個人のスキルの問題。チーム戦でこの負けっぷりはマズイなと思い、居飛車をチューニングしてきました」と振り飛車を封印した理由も明かした。

 5勝3敗で2位決定戦への進出を決めたチーム天彦。佐藤九段は「自分は結果が出ず、ここで終わってしまうんじゃないかと思ったが、メンバーの2人が頑張ってくれたおかげで自分にもチャンスが巡ってきた。結果的に2位決定戦に進出できて良かった」と晴れやかな笑顔も見せた。次戦は、チーム藤井VSチーム永瀬の敗者と予選突破をかけて戦うこととなるが、厳しい戦いとなることは必至。超難関のBリーグを突破することはできるのか、その戦いぶりから目が離せない。

ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
ABEMA将棋チャンネルより)

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【映像】激戦を振り返るチーム天彦とエントリーチーム
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