「リーダーの背中が大きく見える」エントリーT・宮嶋健太四段が主将対決で見せた貫録 ファンも大注目「たしかに頼もしい」／将棋・ABEMAトーナメント2025

　将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」予選Bリーグ・2位決定1回戦、チーム天彦 対 エントリーチームが7月12日に放送された。エントリーチームの主将を任された宮嶋健太四段（25）は、リーダー対決で名人3期の佐藤天彦九段（37）に勝利。堂々たる指し回しを見せた宮嶋四段に、チームメイトからも「リーダーの背中が大きく見える！」の声が上がっていた。
　過酷なエントリートーナメントを勝ち抜き、自力で大会出場権をもぎ取ったエントリーチームの3人。宮嶋四段は2023年10月にプロ入りを決めた新鋭で、今期大会初出場を決めた。山崎隆之九段（44）、村田顕弘六段（38）と先輩2人とチームを組んだものの、チーム主将となったのは宮嶋四段。初戦となったチーム永瀬戦では緊張感が抜けずに2戦2敗を喫したものの、本試合では第3局でタイトル経験者の広瀬章人九段（38）を撃破。勢いそのままに第5局のリーダー対決に向かった。