なんといっても見どころは、川一面を飛ぶ「蛍」。そこで、捜索隊は6月初旬に再びこの地を訪れた。泊まりに来ていた2組9人の来客も「ホタル観賞」がお目当てだ。
夕飯を終えた午後8時、「外に出ればもう見えます」と言われ玄関を出ると、無数に舞う緑の光。捜索隊は「すっご！うわっ、いるいる！『すごい』しか言えない…」「疲れが一気に吹き飛びました」と、幻想的な光景に息を呑んだのだった。
この地での生活について聞くと、「生きてきた中で、今が一番幸せ。こうやって来てくれる友達やお客さんのありがたさもわかる。感謝しています」「今はゲームとかに頼って、遊び方を知らない子どもが多い。そうじゃなく、自然の中で魚を獲ったりセミを獲ったり、僕らが子どもの頃にやってきたことを伝えられたら」と男性。
また、今後については、「まずはバーベキューとかができるようにデッキを再生して、次は川が見下ろせる露天風呂を造りたい。綺麗になったらまた連絡します（笑）」と、笑顔で語る姿が印象的だった。
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