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 その後も吉池四段の“イケイケ”モードは止まらない。攻めの手を緩めずに突き進むと、終盤の△3一香を放った瞬間に稲葉八段から「出来上がった!譜面が完成した!勝ちへの譜面が!」と力強いコメントが飛び出した。

 『譜面が完成した!』は、大人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する鬼殺隊の主軸となる“柱”のひとり「音柱・宇髄天元」が戦闘終盤で発したセリフで、名シーンとしてもファンの心に刻まれている。そのため、このフレーズにはファンも即反応した様子で、「稲葉さん鬼滅見たかw」「盛り上がってます」「譜面が完成した!」「稲葉音柱かよw」「勝ったなガハハ」「うおおもしれ」「完成した!!」「盛り上げ上手」と多数の声が寄せられていた。

 リーダーが確信した通り、吉池四段はそのまま一気に押し切り勝利。怒涛の攻めで白星をもぎ取り、チームに大きな2勝目を持ち帰ってみせた。

ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
ABEMA将棋チャンネルより)

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【映像】「譜面が完成した!」仲間の勝利を確信する稲葉八段
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