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【映像】観客を魅了した北朝鮮代表の美しい演技
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 「世界水泳シンガポール2025」が7月20日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)チームフリー決勝に臨んだ日本代表が334.7232点で銀メダルに輝いた。決勝の舞台には、2017年のブタペスト大会以来となる北朝鮮代表が参戦。チャレンジングな演技は今後の飛躍を期待させる圧巻の内容だった。

【映像】観客を魅了した北朝鮮代表の美しい演技

 8年ぶりの世界水泳の舞台に臨んだ北朝鮮代表が鮮やかな演技を披露した。解説を務めた1988年ソウル五輪銅メダリストの小谷実可子氏は、「合わせて泳ぐのが得意なチーム。新ルールでは初めての挑戦ということで冒険でもあると思う」と冒頭から注目。最初のアクロバットでも高さのある大技を披露していた。

 また、北朝鮮チームは決勝のすべてのハイブリッドで変更を加えた。振付が変わることでミスも起こりやすいが、全ての足技で難度を上げ変えるチャレンジを披露。確実に技を決めきった実行力に、小谷氏は「非常に大変なことだが、よく間違えずに確実に行えたと思う」とその努力に驚きを隠せない様子だった。

エクスキューション点を稼ぐためには高さというのが重要な要素
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