<大相撲七月場所>◇九日目◇21日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
体重60キロの現役最軽量力士が、巨漢相手に93.8キロ差を制して大逆転を遂げた。土俵際で見せた華麗な“美技”にファンも大興奮、「え、まじか」「別次元の相撲しとるw」と驚きの声が相次いだ。
序二段九十一枚目・宇瑠寅(式秀)と序二段八十九枚目・千代福(九重)の一番。身長165センチ、体重60.7キロの現役最軽量・宇瑠寅に対し、千代福は身長172センチ、体重154.5キロの大きな体の持ち主。身長差は7センチ、体重差に至っては93.8キロにおよんだ。
立ち合い当たるとさすがの体格差に吹き飛ばされるように後退した宇瑠寅。下がりつつ土俵上を動き回る防戦一方の展開だったが、最後、素早く潜り込んだ宇瑠寅は千代福の足を取って鮮やかな逆転勝利を遂げた。まさかの展開に館内には大拍手が発生。見事に勝利した宇瑠寅は勝ち名乗りを受けた後、声援を送る観客に花道でおじぎをしながら下がっていった。宇瑠寅は今場所勝ち越しとなる4勝目。敗れた千代福は2敗目を喫した。
体重93.8キロ差を制した鮮やかな逆転劇に、ABEMAの視聴者も「私より軽い」「おおお」「うっま」「え、まじか」「別次元の相撲しとるw」「もはや頭脳戦」と仰天。花道でおじぎをする姿にも「礼儀正しい」「ペコペコ」「ええ子や」と注目するコメントが寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



