【MLB】ドジャース 7—10 ツインズ（7月22日・日本時間23日／ロサンゼルス）
ドジャースの大谷翔平投手がツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。最終回、勝敗の行方がほぼ決した中で放った一撃が、MLB屈指の剛腕守護神を“棒立ち”にさせた。
5-10とドジャースが5点を追う9回裏、2死一塁の場面。5打席目を迎える大谷の前に立ちはだかったのは、ツインズの守護神デュラン。最速104.8マイル（約168.7キロ）を誇る右腕は、ここまで今季被本塁打0。ところがカウント1-1からの3球目、時速100.1マイル（約161.1キロ）のスプリットを大谷は完璧に捉えた。
打球は快音を残して左中間スタンド中段へ。打球速度107.5マイル（約173キロ）、飛距離405フィート（約123.4メートル）を記録した大谷の“規格外”の36号2ランは、日本人選手として初、そして自身初となる4試合連続本塁打という節目の1発となった。
そしてその瞬間、打たれたデュランは一歩も動かず、マウンド上で棒立ちに。打球の行方をただ振り返り、遠い目でスタンドを見つめたまま動けずにいた。球場中がどよめく中、その呆然とした表情は“まさか打たれるとは”という心の声がにじむような光景だった。
中継の視聴者からも「あの変化の100マイルHRはえぐい」「これはピッチャー心折れる」など、デュランのリアクションにも注目が集まっていた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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