“石破おろし”が加速 中国はこの状況をどうみる?
石破総理の退陣が避けられそうにない状況を中国はどうみているのか。ニュース番組『ABEMAヒルズ』のコメンテーターで中国が専門の高口康太氏は、次のように述べる。
「石破政権が誕生してから中国は一生懸命日本との関係を改善して、石破政権の閣僚ともパイプを作ってきた。その努力が水の泡になるかもというもったいなさはあると思う」
仮に、石破総理が退陣した場合、“次の総理”と中国がどう対峙するか、については。
「次の総理が靖国さえ参拝しなければ、中国としてはだいたいは付き合えると考えていると思う。ただ靖国に行ったら、中国としては“激怒ボタン”を押されたようなものなので、これは大変な問題になるのでは」
今回の参院選については、参政党の躍進に海外メディアも注目している。中国としても警戒はしているのか。
「今まで安定して続いてきた自民党の体制が変わるかもしれないという意味では、日本で大きな地殻変動が起きているという不安感はあると思う」
参政党は、法案に関して「どの党とも協力する」と言っているが、他党との連立や連携はこの先どうなるのか。千々岩氏は次の見解を示す。
「参政党は今回大きくなったので、とにかく党の安定化、それから新人の議員が多いので、いろいろな問題が出てくるかもしれないという緊張感を神谷代表は持っていると思う。まず、自分たちを安定させることが先だという考え方をしていると思う」
(『ABEMAヒルズ』より)
この記事の画像一覧
