9LDKの一軒家で暮らしている「家族」

現在のさくらまや
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 広い庭、ゆとりのある玄関とリビングに驚かされたのだが、ソファや椅子の数の多さも目につく。9LDKということで大家族なのだろうか?

さくら「父、母、私、祖母の4人、プラス(犬が)8匹です。ワンちゃんは床ではなくふかふかのソファの上で寝るんです。なのでワンちゃんがいるときは満員になります」 

 奥には書斎もあり、書類や請求書の作成などをさくらが自分で行なっているという。さくらは2020年に所属事務所から独立し、現在は個人で演歌歌手として活動している。 

 さくらがこのマイホームを手にしたのは家族のためだった。 

学校が終わったらすぐに「仕事」へ

デビュー時のさくらまや
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 2008年、10歳の時に北海道から上京し、“史上最年少の演歌歌手”としてデビューした。翌年には紅白歌合戦にも出場し、瞬く間に人気を集めた。 

さくら「母と2人で上京した。学校が終わったらすぐに仕事に行くような暮らしで、家族はお互いに寂しかったと思います。北海道は年に2〜3回帰れればいい方でした」 

 その経験が今の一軒家につながったのだろうか?

さくら「家族と暮らしていることにはつながっているかもしれない。やっぱり全員で住みたいという気持ちはあった」 

 去年からは、北海道の芽室町にいた母方の祖母も自宅に招き、同居を始めた。現在は日本大学の大学院に通っているさくらだが、学業や仕事がない時は、ほとんどの時間をこの家で家族と過ごしている。

 祖母は認知症と共に歩行・会話が困難になるパーキンソン病も併発。さくらは介護も担っている。

祖母が「大当たり」してハイタッチ
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