<大相撲七月場所>◇十四日目◇26日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
優勝争いを繰り広げていた前頭十枚目・熱海富士(伊勢ヶ濱)が、小結・高安(田子ノ浦)に黒星を喫し、優勝の可能性が消滅。取組後、花道から引き下がる際に感情を剥き出しにする姿を見せて、その光景を目の当たりにした解説の元横綱・若乃花の花田虎上氏が「珍しい……」と驚く一幕があった。
十四日目の時点で3敗と先頭をいく2敗力士を追っていた熱海富士。高安との一番では突き押しで土俵際まで追い込む場面もあったが、4つに組むと、高安の相撲となり、豪快な下手投げで敗れた。高安は9勝目、熱海富士は4敗目を喫した。この後、首位を走っていた前頭十五枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)が2敗を守ったため、熱海富士の優勝の可能性はなくなった。
「お客さんに対して失礼です」2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



