イタリア代表にしか演じ切ることのできない情熱的な演技は、後半になっても息切れすることなない。リフト、回転の軸ともにハイレベルな技を繰り出し、「2人の間隔もずっと一定。良い距離感で泳ぎ続けられています」と解説者も見とれるほどだった。
水中であることを忘れるほど、圧巻の世界観を表現した両者には割れんばかりの拍手と歓声が送られたほか、解説者も「情熱的な表現や世界観は立ち泳ぎの時はもちろん、こういうペアアクロの見せ方もあるんだと初めて教えていただいた気がします」と圧倒されていた。
圧巻の表現力を見せつけたイタリア代表は、278.7137点で銀メダルを獲得。メダルの色以上に印象に刻み込む演技でファンを魅了しきっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


