続くハイブリッドでも、抜群のコンビネーションで“完全一致”の脚技を披露。「アンバランスの回転の角度やタイミングが非常に合っていて、本当に美しいですね」と絶賛していた。
しかし、後半に入ると回転や角度などにズレが生じ始め、解説者もパリオリンピックで金メダルを獲得した過去の中国双子ペアと比較して「分身のような同時性、技の正確性などに若干不安定さがあるなという感じ」「技のこなしにまだ粗削りなところがあるかなという印象です」と厳しいコメントを残した。
得点は、予選を大幅に上回る274.3090点を記録。演技終了時点で1位となった中国だが、その後イタリアや中立選手(ロシア出身)のコンビに順位を抜かれ、最後に登場したスペインが1位となった時点で、4位に後退。惜しくもメダル獲得とはならなかったが、SNSでは「中国はパワフルで美しかった」など2人の演技を讃えるコメントもみられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

