子どもに相談されたら…? 専門家が解説
では実際に子どもから相談された場合に、親はどのように向き合えば良いのだろうか。
美容・医療ジャーナリストの海野由利子氏は、「子どもは成長とともに骨格や脂肪の付き方が変化するため、思春期前の見た目を変えようとするのは早すぎる。なりたい顔や体型を含めた美の基準は時代によって変わる。子どもの時点で世の中の、しかも一部の流行に合わせて美容医療を受けることは個人的に反対だ。しかも現在は美容医療による合併症の問題が大きくなっている。安全性を高める具体策はこれから出てくるので、お子さんはどうか先走らないでほしい」と主張する。
また親の対応については、「自分の顔やムダ毛の状態を認識し、こうだったらいいのにと気にするのは成長の現れ。改善策を医療に求める前に、親と一緒に化粧品や化粧品雑貨を試してみては。スキンケアや悩みを改善する美容法の知識を知ることも大切。思春期になっても悩みとして抱えているなら、形成外科医にまずは相談を。治療をするかしないかはそのあとゆっくり考えれば良いと思う」と見解を示した。(『ABEMAヒルズ』より)
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